Yahooとは

Yahoo!(ヤフー)は、アメリカ合衆国のインターネット関連サービスの提供を行う企業であり、
検索エンジンをはじめとしたポータルサイトの運営を主力事業としている。"Y!"と略されるときがある。

1994年、スタンフォード大学のジェリー・ヤンとデビッド・ファイロによってウェブディレクトリとして始められた。
2008年1月より、モルガン・スタンレーやノースウエスト航空のボードメンバーを兼任するロイ・J・ボストック(en:Roy J. Bostock)が、取締役会長に就任している。


名前の由来

Yahoo!の名前の由来は「Yet Another Hierarchical Officious Oracle」(少し気の利く階層的でお節介なデータベース)の略だといわれている。
また、ファイロとヤンは自分たちのことを「ならずもの」だと考えているので、「粗野な人」という意味がある「Yahoo」(『ガリヴァー旅行記』に登場する野獣の名前が由来)という言葉を選んだと主張している。
さらに感嘆符が付いていることに関しては「ヤッホー!」「やったー!」を意味する感動詞のYahooと掛けているとも考えられる。


コンテンツの推移

創立者2名が、ネットサーフィン中に見つけた興味あるサイト情報を、まとめて、ネットで公開していたのがきっかけで、 元々のYahoo!の立ち上げ時の意図は、カテゴリ型検索エンジンとしてのサービス提供でした。
その後90年台後半の、種々のポータルサービスの台頭があり(当時は、MSNやライコス、Exciteなど)、Yahoo!もウェブメールサービスや、ゲーム、メッセンジャー等、 各種サービスの提供会社を買収し、機能を統合し、徐々に今の原型を作りあげていったようです。

通常、ブラウザの初期画面など、個人の自由ですし、日本人は独自性が強く、特に、コアなネットユーザーなどは、右にならえでみなと同じことをするのは嫌いますが、
Yahoo!は各種機能の便利さ(天気、交通、地図、ニュース、メール、料理、映画、ゲーム等なんでもあり)や、検索エンジンの確かさから 徐々に日本人にも浸透し、ブラウザ起動時のデフォルトページに設定するユーザーも増加してきました。

現在は、米本国のYahooをはじめ、

Yahoo! Österreich - オーストリアのYahoo!
Yahoo! Danmark - デンマークのYahoo!
Yahoo! France - フランスのYahoo!
Yahoo! Deutschland - ドイツのYahoo!
Yahoo! España - スペインのYahoo!
 他多数(割愛)

のように、現地法人も多数立ち上げ、世界を股にかける大企業となっております。


企業情報

こちら、2011年12月期情報ですが(2013年現在も拡大中)、Yahoo!につきまして、若干の企業の背景・状況を少々記載しておきます。

従業員数 14,100人
資本金 12,541 Million US$
売上高 連結:4,984 Million US$
営業利益 連結:800 Million US$
純利益 連結:1,062 Million US$
総資産 連結:14,782 Million US$

規模が大きいことはもちろん有名ですが、数字を出すと、ここまですごいというのは・・・
知ってはいましたが、ハンパない大企業ですねw


検索エンジンシェア

Yahoo!JAPANとはの項目でも解説しましたが、検索エンジンの利用者シェアでは、

世界全体ではgoogleが強く、
2009年から2012年では、だいたい

Google 65%  Yahoo 20%

となっております。

なお、こちら、検索時に使用するサイトベースでのシェア、という意味で、Yahoo!JAPANは検索アルゴリズムにはgoogleを使用していることなどは考慮に入れていない数字です。
※そうした数字まで組み込んで、検索ロジックとしてのシェアを考えるともう少し変動